抵当権抹消登記申請書の書き方

登記申請書の記入例をご覧ください。

この記入例を参考に、登記申請書を作成します。

 

登記の目的(※1)   抵当権抹消

抹消すべき登記(※2) 平成12年6月5日

            受付第32550号 

原   因(※3)   平成18年9月19日弁済

権 利 者(※4)   枚方市楠葉中町40番13号

             大西 博明

            枚方市●●●●●●●●●

             大西 彰

            連絡先の電話番号 072-851-7172

義 務 者       東京都文京区後楽一丁目4番10号

            住宅金融公庫

             代表者●●●● 

添付情報(※5)    登記原因証明情報、登記済証、資格証明情報

平成  年  月  申請    大阪法務局枚方出張所

 

録免許税(※6) 金 2,000円

 

不動産の表示(※7)

土地

所  在  大阪府枚方市楠葉中町

地  番  1139番98

地  目   宅地

地  積  104.57㎡

建物

所  在  大阪府枚方市楠葉中町1139番地98

家屋番号  1139番98の2

種  類  居宅

構  造  木造スレート葺2階建

床 面 積  1階52.17㎡ 2階51.34㎡

 
 

登記の目的(※1)は、抵当権の場合は、「抵当権抹消」とかき、根抵当権の場合は、「根抵当権抹消」と書きます。

 

抹消すべき登記(※2)は、今回抹消したい抵当権を受付年月日と受付番号で特定します。もう一度、下の写真(登記事項証明書)を参照ください。

原因(※3)は、解除証書に記載されている日付を書きます。

解除証書をご覧ください。解除原因として平成18年9月19日弁済とあります。

抵当権解除証書

権利者(※4)の欄は、不動産の所有権者です。事例では、建物が共有でしたので、大西博明と大西彰の2名です。

 

添付情報(※5)は、登記原因証明情報としての解除証書、資格証明書としての現在事項一部証明書、そして抹消する抵当権の設定当時の登記済証としての抵当権設定契約証書です。


登記済証を下に掲載します。

これが、平成12年6月5日に設定されたときの登記済証(金融機関が保管していました)です。


登録免許税(※6)は、不動産1個につき、1,000円です。事例の場合は、土地と建物1つづつなので、2,000円となります。

 

不動産の表示(※7)は、自分で相続登記で説明した通り、登記事項証明書を見ながら正確に記載します。


つぎは、